《アマの眼》
【11月7日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=154円50銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:43,729.93 (+1,508.05)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:9250.5(-337)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.2225(-0.228)
④金:2667.6(-72.7)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤71.69(-0.3)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1480円
②ロンドン午後:ー
③N.Y. :1490円
※ニューヨーク為替引値(円)
154.63-154.65(3.03円安-3.01円安)
【11月6日:昨日の状況】
※国内銅建値1510円(11月6日より+30円)
《アマの眼》
※11/7(木)今朝、テレビ東京系列の地上波番組:
モーニングサテライトでマーケットリスクアドバイザリー
(MRA):新村直弘氏が語られた内容を、かいつまんで
お伝えします。
(朝起きて、一生懸命勉強しました)
※テーマは、
《鉄鋼価格が示す中国の苦境と米大統領選の影響》
〈1:鉄鋼価格が示す中国の苦境〉
※中国の経済状況を見る場合、国際市場である銅に比べ、
比較的閉鎖的である鉄鋼市場を見ると、中国一国の市場の
状況を把握しやすい。
※2020年の全世界の鉄鋼市場シェア率をみると、中国は、
世界供給の57.7%
世界需要の49.4%
を占めており供給が多く需要が少なく、日本の鉄鋼生産量
約一か国分の量が余る計算。それが中国国内で消費できない
と輸出するしかなく、供給過剰が解消されない。
※中国政府は、需給バランス解消のため様々な政策を、
行なっているが、鉄鋼生産量が下がっていない。
それはなぜか?
※鉄鋼生産を行なっている中国国内の高炉は、大抵の場合、
地方政府が援助していて、高炉を完全に止めると失業者が
溢れ、暴動が起こりかねないので、稼働率を落とし生産量を
落とすことしかできない為である。
※今後、鉄鋼製品の輸出量が減り・価格が高くなるようなら
中国経済が良くなったと言えるが、2024年現在は、輸出量
が多く・価格が安い状態(ダンピング状態)であり、中国
経済が良くないと判断できる。
それも相当厳しいと判断している。
※来月行われる中国政府の中央工作会議などで、財政出動が
期待される。
〈2:米大統領選の影響〉
※アメリカ大統領選挙の(鉄鋼製品への)影響はどうか?
アメリカが中国製品に対して関税を上げると(60%でなく、
150%?とも200%?とも)、中国メーカーがアメリカ向け
にダンピング政策を取れず、代わりに関税のかかっていない
アジア(日本を含む)向けに、中国の安い製品を売り込んで
くる。
※そうなると、
(鉄鋼製品を使う)消費者:需要家の立場ではGOOD!
→仕入価格が下がる為。
(鉄鋼製品を作る)製造者:供給者の立場ではBAD!
→製品価格が下がる為
※トランプ大統領の影響は複雑で、さらに進んでトランプが
日本に対しても、「君の国もアメリカと同じように他国製品
に高関税をかけなさい!」となると、また、状況は変わる
とのこと。
以上、今日は、人のネタをまるパクリでした。
おまけ:
ちなみに新村氏は東京大学卒、日本興業銀行入校後、
バークレイズキャピタル証券、ドイツ銀行を経ている、超の
付くエリートです。
実は小生は同級生で、あなたも東大出身ですか?と聞かれ
ますが、残念ながら小学校時代の同級生です(互いの実家が
近所でした)。
MRA社を起業したのが2010年とありますから、起業家・社長業
としてのキャリアは、小生の10年後輩ですね。
(まだまだ、ですね!)
以上